試合中に考える能力をつける

先日、試合後のミーティングで、センターバックの仕事について話したら「も~どんどんレベルが高くなってくよ~でも楽しい」と嬉しそうに困った顔をしていました。

結構前から同じことを言っていましたが、以前はポカーンという感じでした。
タイミングなのか、やる気が出てきたのか、試合中の経験で「わかる~!」と気づいたのか・・・わかりませんが、大きな進歩です。コーチとしても嬉しい瞬間ですね。

レベルが上がっていくのは当たり前です。強くなればなるほど相手も強くなっていきます。そして強い相手に勝つためには、より質の高いプレーをピッチてしなくてはいけません。でもそれこそが本当に楽しい事なのかもしれません。コーチも同じです。質の高い仕事をしなくてはいけません。

本当は、試合中選手が自分で考え、最善のプレーができるようにしてあげるのがコーチの仕事だと思います。

しかし試合中にいきなり「ピッチには自分達だけなのだから全部自分で考えな」というのはというのは酷です。育成期の経験も引き出しも少ない子には考え方すら分からないかもしれません。
コーチとしては、引き出しを増やしてあげる事と自分で考える事を、バランス良く段階を見ながら指導していきたいですね。

 

そもそも試合中に自分で考える事とはなんでしょうか。

プレー中の小さな判断から試合の流れみたいな大きな判断等いろいろありますね。

でもほとんどの事は体が勝手に動くような事なので、考えるという感じでは無いですよね。
『体が勝手によい判断で動く』これを速くできるようになるには、日頃の練習で判断を多く要するメニューやゲームをさせたり、普段からプレーを思い返したりするイメージトレーニングみたいなものが大切かと。テレビでプロのプレーを細かい所まで見るのも良いと思います。得点シーンばかりじゃなく(-。-;

次に状況判断。
例えば逆サイドでフリーの選手がいるのでカバーの為に戻るとか、スペースがあるのでここでもらおうとか。これも考えるというよりは体が自然と動くに近いかもしれません。サッカーは常にこれの連続です。
もう少し大きく見てみると、ゲームの展開や状況打破とか、判断というよりは少し考える時間があるような事があります。

例えば、相手のフォーメーションが変則的だった場合の対応だったり、マッチアップしている選手にスピードでかなわない時の対策とか。

このような事はある程度年齢がいかないと難しいかもしれません。しかし低年齢でも自然とやっている子もいます。

もし、スピードに自信があり、突破するのが得意な選手が、マッチアップしている選手にスピードでかなわない時、その子は自信を失いテンションが下がるか、対策を考えて状況を打破できるようになるかのどちらかでしょう。
後者であれば成長ですし、他の事にも応用して対処していけるでしょう。
前者の場合は、自然と対処する方法を見つけていくかもしれませんが、考える事を教える必要があるかもしれません。

そして、選手によって解決方法が違うかもしれません。沢山考えてほしいですね。

このような事もやはり早いうちから考えるようにした方が良いように思います。

自分で考える癖をつける事が大切かもしれませんね。

ですので試合中の指示というのは、内容にもよりますがあまり良くないのかもしれませんね。プレー前に「こうしろ!」なんてのは最悪です。自分で判断したり考えたりする経験を奪ってしまうのですから。

自分達で判断したり考えて素晴らしい試合をする。良いですね。
コーチはその為の準備をしっかりしてあげたいものです。

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